※この記事は、筆者が別ブログで既出している記事のリマスター版であり、盗用ではありませんのでご安心ください。
皆様、こんにちは。突然ですが、皆さんは『サカナクション』という音楽バンドをご存知ですか?
昨今の邦楽ロックバンドで言えば、その人気は一位二位を争う程であり、数々のフェスではトリを務める有名さ。
最近では、11thシングル『新宝島』が日本アカデミー賞最優秀音楽賞に選ばれ、そのユニークなMVがネット界隈にも広まり、今や音楽シーンだけの存在でなく、インターネット文化の一部となりつつある実力派バンドです。
ところが、そのサカナクションのボーカル、山口一郎氏にある噂が浮上しているのです。
それは
山 口 一 郎 破 壊 者 説
そう、山口一郎氏は世界を破壊せんとする侵略者であり、既にその計画は進行しつつあるとされる風説。
山口一郎氏と言えば、情緒豊かな文学的な歌詞、「音」に対しての追求、「音楽」と結婚したいという生粋の音楽好き。
または、数々の芸術作品や企画とのコラボなど、自身のマネジメントにも長けた文化人。
そのような人が、本当に世界を破壊しようとしているのでしょうか?
甚だ疑問ではありますが、私は既にその答えの確固たる証拠を掴むことに成功しました。
以下にまとめましたので、どうか覚悟を持ってご覧ください。
覚悟がない方は、庭の花が咲く頃に覚悟が決まるので庭の花が咲くのを待ってください。
これが、山口一郎氏の正体だ!!!!
山口一郎破壊者説 -さよなら世界-
根拠その1「さよなら世界」
まず、山口一郎氏は歌詞に世界破壊の欲求を組み込んでいる、という事が確認された。
「そんな物がどこにある?」とお思いの人もいるだろう。
しかし、こちらをご覧頂ければそんなことも言ってられない。
サカナクション / セントレイ -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
こちらは、サカナクションの1stシングル『セントレイ』である。
曲調や歌詞、MVから感じられる宇宙感は派手ながらも、どこか郷愁を漂わせる。北海道から上京してきたサカナクションだが、1stシングルということもあり、その門出に相応しい曲となっている。
だが今はそんな事どうでもいい。問題は、二番サビの最後の歌詞である。
そう、山口一郎氏ははっきりと歌っている。
「さ よ な ら 世 界」と。
ちょっと良いように歌っているが、私は誤魔化されません。
これはまさしく、「全世界(地球)、バイバーイ」という意味なのである。
恐らく、1stシングルという事で、山口一郎氏の気分はウキウキ。サカナクションというバンドの方向性を知ってもらおうとつい、ポロっと言ってしまったのだろう。
しかし、周りは気が付かなかった為、これを歌詞としてそのまま採用。エジーは騙されたままである。
さらに、月日は流れ今度は9thシングル『グッドバイ/ユリイカ』の『グッドバイ』。
サカナクション / グッドバイ -New Album「834.194」(6/19 release)-
ここでは、もうハッキリと言ってしまっている。
「グッドバイ世界」と。
山口一郎氏はちょっと誤魔化すために、「世界から」と、「グッドバイ」と「世界」を切り離しにかかったが、私はエジマウンコに気付かないエジーではないので騙されません。
そして、この『グッドバイ』のMVは、恐らく死別関係にある男女二人の記憶と解釈できるが、何かに気が付かないだろうか?
そう、街にこの二人以外の人影が無いように見えるのである。
これは、世界が破滅した後の世界であり、偶然にも残されてしまった男女二人の光景を描いたものだろう。
男女週末旅行だ。
察するに、山口一郎氏は「僕が世界を壊したらきっとこんな風になる」という妄想を、監督を脅して映像化させたのだろう。
脅し方はもちろん、「シーラカンスにするぞ」である。
根拠その2 「能力者」
では何故、山口一郎氏が破壊者であることを、メンバー達は問題視しないのか?
純朴でエジマウンコにされてしまった江島啓一ならまだしも、他のメンバーはとっくの昔に気付きそうである。
その答えは、4thシングル『ルーキー』に隠されていた。
サカナクション / ルーキー -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
この『ルーキー』という曲、サカナクションのシングルの中では最も解釈が難しいとされる曲である。
そう言われるのも、まず、歌詞自体が『ルーキー』というタイトルと一致しないため。
何故ならば、この『ルーキー』という曲は、「こんな新人出てきたら嫌だなあ」というコンセプトから始まった時に付けた仮タイトルをそのまま流用しているため、歌詞は歌詞だけで考察しなければならないのだ。
似たような例で『M』や『サンプル』という曲があり、
『M』はキーボードの岡崎氏が「MGMTみたいな曲作りたい」と言ったことで、仮題で『M』と付けていたところ、締切までに曲が完成せず、商標の関係で『M』のままでCD化してしまったとのこと。
さらに、『サンプル』に至っては「何で『サンプル』にしたのか覚えてない」と本人が忘れてしまっている自体である。何だこいつ。
そして、今回見てもらいたいのは、MVの方である。
サカナクションの初期を代表する『三日月サンセット』『白波トップウォーター』から3rdシングル『アイデンティティ』まで、MVは必ず山口一郎氏が歌っている描写が入っている。
ところが、『ルーキー』は山口一郎氏が歌う描写が一切ない、ストーリー仕立てになっている。
その意味でも、解釈が色々広がる作品となっている。
これに対し、最も多い解釈例が、
「山口一郎やサカナクション、世間にとっても大きな転機があった当時、不安や恐怖が渦巻いていた。
女装した山口一郎は違う自分を表し、それに対して逃げたり、不安に思って振り向いたりしてしまうと、過去に戻ってしまい、前に進めなくなる。」
と言ったものである。
この「転機」という部分は、非常に繊細な物であるため、各々調べてもらいたい。
確かに、この解釈には時代背景なども根拠に挙げられ、一見正しいようにも見える。
しかし、これは表向きの解釈であり、本当はもっと直接的な物である。
それは、山口一郎氏は「タイムリープの能力を持つ」という考えだ。
タイムリープとは、広義的には「時間跳躍」であるが、狭義的には「一定の時間内を、とある条件により発生した場合スタート地点に戻る」、いわば「遡行」ということでもある。
よくわからないという方は、『サイケまたしても』という漫画を読んでおけば大体わかるだろう。
読めない本積み重ねる前に一読してほしい。
山口一郎氏は恐らく、まだ目立つようなアクションを起こしていない時期に、この能力を身に付けたのだと思われる。
『ルーキー』は、それを隠しながら、「シーラカンスにするぞ」と脅し、MVという形で残したものであろう。
……え?隠したいのなら、何故わざわざMVというフィクションにしてまで視聴者に観せたのか?
って?
残念ながら、山口一郎氏は何だかんだで目立ちたがり屋なので仕方ないですよ。
つまり、山口一郎氏は、
「あいつ破壊者じゃね…?」とバレそうになった際、このタイムリープの能力を発動。
↓
過去に戻り、その人物が「破壊者…?」と考える時間に、山口一郎氏自身が何かで興味を逸らさせる。
↓
その人物は、その時間に「破壊者…?」とは考えない。
↓
もしくは抹消。
これを繰り返しているのである。
『三日月サンセット(FPM EVERLUST MIX)』にて、何度も「繰り返す」を繰り返しているのは、
山口一郎「へへ、僕は「繰り返す」を何度も繰り返してるぜ」
と、我々に挑戦を嗾しかけているからである。
是非一度、『三日月サンセット(FPM EVERLUST MIX)』を聴いて、その事実を確認してほしい。
『懐かしい月は新しい月 〜Coupling & Remix Works〜』のDisc2『月の変容』などで聴くことが出来る。
CDを持っていない場合は、iTunesなどで取得してみるのも良いだろう。それもまあ良いだろう。
それも無理な場合は、あなたの目をください。
根拠その3「ドキュメント」
「この世界は僕のもの」←征服後の宣言
根拠その4「ユリイカ」
「時が震える」←時間という概念が破滅の瞬間に恐怖し震えている
根拠その5「ユリイカ」
「月が消えてく」←手始めに衛星である「月」を破壊
いかがでしたでしょうか?
ここまで言えば皆さんも気付いたのではないでしょうか?山口一郎氏は絶対的な破壊者であることを。
彼はサカナクションというバンドに身を隠し、破壊のその時を今か今かと機を覗いています。
おそらく、最初に消されるのは江島でしょう。
そして、この記事を書いた私もまた、山口一郎氏、並びに魚民に殺されると思います。
殺され、千年先の木々に生まれ変わってるでしょう。
ですが、私は諦めません。明けてく空《ビックバン》に待ったしてみせます。
山口一郎氏、
あなたの蛮行を止める、
それまでは。
では、私はシーラカンスにされてしまったのでこの辺で。